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2005/10/06

人の評価って

ほぼ毎日クラシック音楽を耳にしている。ものはピアノかバイオリン。心地よい朝または夜、移動タイムを過ごす。

最近買ったCDは五嶋龍のデビューアルバム。Amazonで購入したのだが、聴いた人の評価は様々。世の中に出ると万人が拍手してくれるわけではない。また、そういう存在になったり作品を生み出すことも不可能だ。だから酷評もある。ま、ご本人は自分自身が納得できるものを作ることに専念しているわけだけだし、ビジネス的にもOKなのだから、こんな評価なんて全く気にしていないだろうと思う。

その中に「音程のズレが・・」という書き込みがあった。へえーそうだったかしら?

私には一応絶対音感がある。世の中の大体の音は音符としてまず認識するクセがついている。でも、特にズレているなあとは思っていなかった。厳密にはあれ?というところはあれど、バイオリンという楽器の特性からして誤差の範囲としていた。

そこで音程に注意して聞き耳を立ててみた。確かに微妙にズレが感じられる箇所がいくつかある。でも、これも味わいと思えるし、それを上回る音楽づくりができている。この躍動感は素晴らしいと思うのだ。

同じ曲を弾いている諏訪内晶子のCDを聴いてみた。すると・・・上手い。ひとつひとつの音がとても丁寧に繊細に出されていてズレはひとつもない。もちろん微妙なニュアンスも表現されている。もちろん音楽としての作り方も素晴らしい。なるほどねー。書き込んだ人はこういうところが気になったわけだ。

バイオリンを弾けない者としては、音楽全体を見た評価でいいじゃん! と思うわけだが、これが弾ける人には耐えられない事なのかも知れない。私もピアノには結構うるさい。枝葉末節な見方をすることがある。プロのピアニストのたった一カ所のミスタッチで印象がすごく悪くなってしまうこともある。また、大人気の某ピアニストのことを好きになれない理由も技術的に粗い演奏にある。

人の評価はそれぞれ違うと思う。自分がどう思うか、が、大切。私は諏訪内晶子さんの円熟度をどんどん増していく演奏も好きだし、成長過程の五嶋龍君の演奏も好き。個々の良さをわかる人になりたい。

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