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2006/04/02

仕事中心の生活、見直すべき?

NHKの「日本の、これから~聞こえていますか?女の怒り 知っていますか?男の本音」を観た。このシリーズは好きなので時間が合えばテレビの前に座ることにしている。気分が乗れば携帯での生アンケートにも参加している。

現在、仕事人ば厳しい環境の中で高いパフォーマンスが求めらている一方で、ひとりの人間としての自分らしい幸せな人生キャリアを構築していきたいという課題がある。誰しもそれができたらいいと思っている。しかし、長い歴史で培われている男女間の価値観や社会での格差などが障害となりそう簡単には行かない。

この番組では取材VTRを挟みながら、一般の参加者やゲストが意見を言い合う。様々な考え方があり(中にはびっくりするようなものもあるが)、どの意見にも頷ける部分はある。

最近は仕事や勉強がらみでダイバーシティ関連の情報に触れることが多いが、こういう実態を目にすると、改めて日本でのダイバーシティ推進の困難さを感じざるを得ない。多様性を認められる社会になるということで多くのことが解決するように思うのだが、それができないのだ。

そういえば、90年代初めに勤務していた外資系銀行は既にダイバーシティが自然に導入されていたように思う。例えば、上司(男性)は「子供が風邪をひいた」と会社を堂々と休んだり早退したりしていて、それは当たり前のことと職場が受け止めていた。職種の特殊性もあったが、結果を出していれば誰も文句は言わなかった。そして、お互いの個性をきちんと認め合っていた。日本の会社とは随分雰囲気が違っていて、私はそんな雰囲気が好きだった。

最後の質問(視聴者、参加者、ゲスト向け)で「仕事中心の生活を見直すべきか?」というものがあった。これに「Yes,No」に答えるわけだ。こういう問い自体に「?」がつく。漫画家の倉田真由美さんが「仕事中心にしたい人はそうすればいいし、家庭中心にしたい人はやればいい」とコメントしていたが、私も全く同意見。人それぞれでいいのだ。職種や役割によっても異なってくるわけだし。

ちなみに、私は100%仕事中心の生活だが、仕事と生活がほとんど同化してしまっていて、それがイヤでもなんでもない。

「こうあるべき」を人に押しつけようとすること自体が相手の多様性を認められない風土の第一歩のような気がしてならない。本当にこのテーマ、難しいなあ。

このシリーズの司会をしている三宅アナはすごいなと毎回思う。生番組で一般の人のいろいろな意見を引き出しながら整理してまとめる。議論(というか言い合いに近い)がヒートアップしそうになると上手に水を差す。こういう役割を果たせる人はなかなかいないのではないだろうか。

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コメント

>「仕事中心にしたい人はそうすればいいし、家庭中心にしたい人はやればいい」
の倉田真由美さんと私も同意見です。

>多様性を認められない風土
みんなと一緒=安心=同質性を求める 
だから、異質を排除するそうです。
異質排除の最たるものが、部落差別やいじめだそうです。
PTAの研修会で知りました。

この風土を変えるのは、難しいですよね。

あと、こうい議論の場では、
相手の意見を瞬時に理解して(←これが難しい)
感情的にならずに自分の意見を言えたらいいなぁと思いました。

投稿: あやまなママ | 2006/04/02 19:58

あやまなママさん

同質性を求めるのはいいですが、それと異質性排除が同じように起こるという状況は辛いですよね。これを変えていくのは仰るとおり難しいと思います。多くの問題を生み出しているのも事実ですよねえ。。。。。
>相手の意見を瞬時に理解して(←これが難しい)
>感情的にならずに自分の意見を言えたらいいなぁ>と思いました。
これ、その通りです。
頭ではわかっていても、ついつい気持ちがヒートアップしてしまって反省しています。

投稿: ちょこじぇらーと! | 2006/04/04 23:59

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