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2007/11/13

母は強し

★もうひとつのブログ
Viva! Single Woman 更新しました!
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インフルエンザ予防注射のために行きつけの内科に出向いた。時刻は夕方。小さな待合室には15人ほど。

うち6人が子供だ。近くに小児科がないためこの医院には子供の患者さんが多い。絵本も備えてある。

中に入ったら泣き声の大合唱。もともと具合が悪いので赤ちゃんも幼児もよく泣く。そして、一人が泣き出すとなぜか他の子も泣く。

子供は嫌いでなないけれど、泣き声を聞き続けるのもちょっと疲れる。本を持って行ったけれどとても読める状態ではない。備え付けの週刊誌に切り替えた。

週刊誌を読みながら子供達を観察していた。

お子さん3人を連れてきているお母さんがいた。20代の若いお母さん。乳飲み子、3歳くらいの男の子、4-5歳の女の子の3人。患者は一番上のお姉ちゃん。

お母さんは膝の上に赤ちゃんを乗せている。男の子はご機嫌。にこにこしながらあちこちいたずらしている。患者のお姉ちゃんはご機嫌斜め。大声で泣き続けている。

ママ~、だっこして~

具合悪いから甘えたいんだよね。

でも、お母さんの膝には赤ちゃんがすやすや。場所がないなあ・・・・。

と思っていたら、そのお母さん

わかった、抱っこしてあげるからおいで♪

とにっこりしながら答えている。

でもさー、抱っこできないじゃん。

普通なら「お姉ちゃんなんだからがまんしなさい」と言いそうなもの。どうするのかなあ、と思ったら。

右手に赤ちゃん、左手でお姉ちゃんを抱っこした。

うわー、すごいー。 お母さんは小柄で痩せている。

そんな中、ご機嫌のお兄ちゃんがあれこれ話しかけるのだが、それにも笑顔で答える。

こんな感じで30分ほど。このお母さん、一度もイライラした様子を見せなかった。ずーっと笑顔。

いよいよ診察の番が回ってきた。すると、おんぶ紐で赤ちゃんを背負い、荷物(結構大きい)を斜めがけ。そして、相変わらず不機嫌で自分で歩こうとしない患者のお姉ちゃんを抱っこ。空いた方の手でお兄ちゃんの手を引いて診察室に。
そこにいた他の患者達はただ見とれていた。

診察室の中からはお姉ちゃんの

やめて~。いやだ~。うわーん。ぎゃ~っ! 

というすごい声。

でも、お母さん、全くしかりつけたりしていない。本当にすごい。

診察が終わっても、その状況は続き、会計が終わると笑顔で帰って行った。「お騒がせしました」と周りにちゃんと挨拶して。

以前、駅のホームで、3歳くらいの女の子がちょっと泣いたら、「なんで泣くのよ!」とヒステリックに言っていきなりほっぺたをパーンと殴った母親を見た。手加減なんかなかった。大人にだってあんな殴り方はしない。子供の泣き声はピタッと止まったけれど、横にいてぞーっとした。虐待・・・・・・という言葉が頭をかすめた。母親は雑誌VERYに出てきそうな綺麗なメークとファッション。何だかとても悲しかった。

今回のお母さんは、カジュアルウェアにノーメイク。でも、とても可愛らしかった。きっとこのお家にはいつも笑顔がいっぱいなのではなかろうか。子供達もきっとのびのびといい子に育つに違いない。

こういうお母さんを見ると、つくづく母の偉大さを感じるのである。

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コメント

母の鏡のような人ですね。すごい!

しつけって自分の欲求も抑えなくてはいけないので私にとってすごく難しい。

子供が泣き喚いたりするとやっぱり怒鳴ってしまいたくなる時だってあります。多分、このお母さんは子供の欲求を満たしてあげる事が自分の欲求よりも先なのでしょうね。

家にいるととことん泣き止むまでなぜなきたいのか聞いてみたり(息子はまだ自分の気持ちを言葉に表す会話ができる年齢ではないのですが)泣きたい気分だったら抱っこして思う存分エンエンしてもらうのですが公共の場では息子が好きな歌を歌ったりだるまさんにらめっこをしたりご機嫌をとるばかりです。

もっと大らかになりたいなー、と少し思ってしまいます。

投稿: かしこくなる花 | 2007/11/13 18:54

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