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2007/12/27

千住真理子さん講演会

ヴァイオリニストの千住真理子さんの講演会「音に命が宿る」

千住3兄弟がヴァイオリンを始める原点はアインシュタインのヴァイオリン演奏を祖母が聴いたことにあったとのこと。アインシュタインって多才だったらしい。

2歳でヴァイオリンを始めてから小学生でコンクールに優勝。「天才少女」と呼ばれながら12歳でプロデビュー。プロになっているにも拘わらず日本音楽コンクールに挑戦した経緯や、10代後半での挫折。そしてヴァイオリンをやめる決心をする。

そんな千住さんがホスピスの患者さんに請われ久しぶりにバッハを弾いたことをきっかけに本当の音楽に出会い復活(ここでは涙ウルウルになってしまった。男性も何人か涙をぬぐっていた)。

その後、休んでいた2年を取り戻すのに大変な苦労をされた。

名器ストラディバリウスへの想い。

ものすごく面白かった。メモを取ることもせず瞬きも最低限。ずーっと聴き入った。

「天才」と言われることの違和感。ご本人は学校がないときは1日12時間から14時間練習していて、努力したからやれているのにそれを誰も認めてくれなくて「天才」と言われるのはイヤだったそうだ。

天才と言われていた頃は「聴衆をびっくりさせる音楽」をしていたそう。「極めて速く」という意味のPrestoの表記のあるところでは誰も弾けないくらい速く弾いていたと。今は、「分かち合う音楽、あたたかい音楽」。これこそが本当の音楽だと。

2000年に出会ったストラディバリウスへの想い。湿度や照明の影響を受ける楽器であるため演奏会では本当に気を遣うらしい。ストラディバリウスは億単位の楽器。どうやらローンを組んでいらっしゃるとか。

最後にはバッハの「G線上のアリア」の演奏があった。ストラディバリウスではなかったけれど、至近距離で演奏を聴けたことはとても嬉しかった。

盛りだくさんの講演会。ご自分の役割を認識し受け入れている千住さんは本当に美しい。そして、音が人の生きる力を引き出す。

実は翌日に憂鬱なイベントが控えていて胃が痛くなっていたのだが、2時間ずっと別世界へ誘ってくれた。最高。

久しぶりにピアノを弾きたくなった。

◇ 一昨日のRun !  20キロ

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