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2008/03/16

真剣に生きているだろうか?

昨日は講演会2つ。

ひとつは日本キャリア開発協会主催のシンポジウム。ここではクルンボルツ教授が実際にカウンセリングをされている様子やそれに関するお話を見ることができ、とてもよかった。その後のパネルディスカッションは何となくまとまりがなかったけれど、パネラーの皆さんのキャリア支援に対する想いは充分伝わってきた。私も改めてキャリア支援への比重を高めていこうかと考え始めた。

引き続き、同じ田町での講演会。

インテリジェンスアンリミテッドの8周年事業である
「コラボレーション・ハーモニー2008~懸命に生きる~」にて

NPO法人アジアチャイルドサポート代表の池間哲郎氏の講演

懸命に生きる人々~日本人にこそ学んでほしい

衝撃だった・・・・・・・・

Kenmeini テレビで「世界がもし100人の村だったら」という番組が何度か放映されたので、極貧の生活をしている人たちがいるということはある程度知っていた。池間さんはそういった現場に自ら行き、自らの手で支援をなさっている。そして、テレビと違うとことは政府に許可されない場所にも行くこと。ビルマ、カンボジア・・・・・・つまり命の危険を冒している。

井戸を掘り、学校を初めとした施設を作り・・・・・・これを18年も。

講演会では映像や写真を見せてもらいながらお話を聴いた。愕然とした。

生まれてから「満腹」という状態を知らない子供。
「大人になるまで生きること」が夢である子供。
「次に生まれるときには犬に生まれたい」という子供。

そして、カンボジアの地雷の現実、12歳で売られる少女・・・・・・・・

全世界で豊かな国に住んでいるのはたったの2割。あとの8割は貧しい国。
世界中の食料がきちんと分配されればみんな食に困ることはないが、その7割は豊かな国が取ってしまっている。特に日本の食料事情は酷く2割は残飯。その分でどれだけ多くの子供が生きられることか。

とにかく悲しくてたまらなかった。

先進国はサブプライムローンなんていう詐欺としか思えない商品を証券化した金融商品に儲けを期待して投資。スキームが破綻して大あわて。いくつもの国の経済自体が揺らいでいる。ローンの当事者の貧しい人達はもっと酷い境遇になって家を失い医療も受けられず食べることにも困っている。

何なんだ、これは。

お腹いっぱいものを食べたことがない子供たち、池間さんとピクニックに行きお弁当を
渡したら大喜び。しかし誰も食べない。「こんな立派なものは1人で食べられない。お父さんとお母さんに持って帰って一緒に食べていい?」と尋ね、全員がそうしたとか。

池間さん達が支援したハンセン病の人達の施設では食料支援物資があるのに、みんな一日一食で我慢をし、その分を同じ森に住んでいるお年寄りや病人達に届けているそうだ。

私達、何か大事なことを忘れている。
ここまで書いて、何かまた泣けてきた

池間さんが最後に仰ったこと。

本当のボランティアとは

1.現状を知る、わかること
2.ほんの少しの愛を分けること(「余裕があるからやる」のではない)
3.まず自分自身が一生懸命生きること

3.はズシッと来た。私は一生懸命、真剣に生きている?

一生懸命、働いているつもりだし、生きているつもり。でも、本当に?
いやいやまだまだ甘い。本当に甘い。

まだ考えがまとまっていないのだが、一夜明けて一日一日もっと大切に意図を持って生きなければということは感じている。

そして、日本を含めた世界の子供たちのために何ができるかを考えたい。

池間さんご自身も奥様や息子さんを病気で亡くされている。そして沖縄の方。人生の悲しみをたくさん経験されている。

講演会は終了したのだが司会役のスタッフの方が泣いてしまっていた。社長の藤本さん、副社長の花城さんも泣いていた。

来月はフィリピンの孤児院を支援しているパラサイヨ主催のパラカップ2008に参加する予定。子供たちに思いを馳せながら走ろうと思う。(このイベント、走らなくても「ウォーク」やスタッフとしての参加ができます。皆さんもいかがですか

今夜は実家でお土産に頂いたDVDを両親とともに観て考えたい。

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生き方」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。ショウコです。今回のお話にとても共感いたしました。

大食い番組などが放映されているのを見ると、大変恥ずかしくなります。

「余裕があるからではなく、少しの愛を分けけあう」・・・その意識が自然にみんなに浸透すれば、メタボなんて自然になくなると思います。

投稿: ショウコ | 2008/03/16 15:12

こんちは。コメントを残すのは初めてです。
内容を読んで、色んな情景が目に浮かびました。そして、涙してしまいました。
私、懸命に生きてるかな?・・・自問自答しています。
私は医療現場で、人の生き死に携わっています。世界のすべての人類が自分以外の人のことを思いやり行動して生きていれば、皆が幸福なのに・・・。
またひとつ、考えることが増えました。

投稿: ごすぶくろ | 2008/03/16 15:41

私がいったミャンマーはとても
悲しい現実がありました。あまりオフィシャルな場ではかけませんが・・・
そうですね。余裕がないからというように
できない理由を考えるのではなく、
やるための方法を考えないとボランティアはできませんよね。
でも日常の中で何気に無駄にしていたりする自分も否めなかったり、
喉元過ぎるとという姿勢に襟を
正さないとと思いました。
大人として、日本人として意識だけは持ち続けたいです。とても刺激になりました

投稿: FABBC | 2008/03/16 19:58

★ショウコさん

そうですよね。大食い番組は恥ずかしいというか悲しいというか・・・。何か間違っているように思います。少しの愛を分け合う世の中にしたいです。

★ごすぶくろさん

初コメントありがとうございます。
ごすぶくろさんは医療現場にいらっしゃるんですね。厳しい現場にいらっしゃるからこそ思いやりの大切さを感じられるのでしょうね。相手のことを思いやっていたら戦争も犯罪もなくなりますね。そういう世の中になればいいなあと思います。

★FABBCさん

ミャンマーにいらっしゃったことがあるんですね。きっと想像を絶することがたくさんあるのでしょう。
何か役に立つ方法をひとりひとりが考えることが大切なのだと思います。この思いを私も忘れないようにします。

投稿: ちょこじぇらーと! | 2008/03/17 21:43

藤本ゆかりです。

15日はご多忙の中、講演会に来ていただき、ありがとうございました。
ご挨拶できなかったことが心残りでしたが、ブログを拝見して、こんなにも感じていただけたことに、感動しています。
メールも、ありがとうございました。
イベントを開催するたびに、駆けつけてくれて、ありがとうございます。

投稿: 藤本ゆかり | 2008/03/18 04:33

★藤本ゆかりさん

お忙しいところコメントありがとうございます。

素晴らしい機会を与えてくださって本当にありがとうございました。今後もぜひお伺いしたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

投稿: ちょこじぇらーと! | 2008/03/19 00:23

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