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2008/10/30

闇の子供たち

映画 闇の子供たち を観た。いつか観たいと思いつつなかなか時間が取れなかったもの。

舞台はタイ。子どもたちの人身売買、臓器売買を中心にストーリーが進んでいく。
ただ言われていたほどの衝撃はなかった。というのは、そういう現実を知っていたから。

3月に聴いた池間哲郎氏の講演会。こちらの方が私にとっては衝撃だった。
http://gelato.cocolog-nifty.com/happycareer/2008/03/post_6571.html

貧しい家に生まれた子どもたちが売られていく現実の話を聴いた。そして、エイズになって帰されてきた子供が、映画と同じように高床式の小屋(といえるほど立派なものではない)に隔離されてそのまま亡くなることも。

臓器売買については池間さんの講演会では話題に出なかったと思うが、他のルートで聞いたことはあった。タイというわけではなく、アジアとか海外という風に認識していた。

映画は、小説がもとになっていて、ラストも映画独自の脚色が入っている。だから全部感情移入できるわけではなかったけれど、あの子役達の表情については、池間さんの講演会で見たスライドの実際に辛い状況にある子どもたちの表情がよく再現されていた。映画を見ながら、あの講演会でもの凄く辛い気持ちになったことを思い出していた。

映画は映画でしかないのだけれど、これを観た多くの人たちが少しでもこの問題に関心を持ってくれることが大事だと思う。そういう意味ではこの作品(原作も含め)は十分貢献している。

問題を解決するためには、結局貧しさを解消するしかない。人々が自分で稼げて子供を売らずにすむようにしていくしかないのだ。そのためには産業を支援したり、インフラを整備したり、そして教育支援(学校づくり)だろう。学校に全く行けない子どもたちがそのまま大人になっても産業を創り出すことは難しい。

そして、人身売買については、需要側は最も悪い。つまり先進国(含む日本)の人々。子供とか女性を買う人間がいるから売る人間も出る。特に子供の人権保護については日本は先進国の中で最も意識が低いらしい。

今自分ができることは、機会があればこの問題について発信すること。フェアトレード製品を利用すること。バングラデシュのチャイルドMちゃんの支援を続けること。

いまプランジャパンでは年1回のチャイルドへのプレゼント期間中。150gまでのプレゼントができる。18色入り色鉛筆を購入。120g。あと30g、消しゴムにしようか、それとも紙風船みたいなものにしようか。Mちゃんはすごく頑張って勉強をしている。夢もあるようだ。がんばって欲しい。

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コメント

胸が痛む話ですよね。
確かにタイは、観光客相手の華やかな側面と、ダークな側面の両方がある国ですね。ただ、新興国と言われる国はどこにでもこの貧しさの問題が残っています。

以前出張でドバイに行く時に香港で乗り換えたのですが、たくさんのフィリピン系の女性が並んでいる便がありました。『このひと達はなんでしょう?』と私が同行していた上司(と言っても役員)に尋ねると、『彼女たちは家政婦としてドバイに行くんだよ。ラマダンの期間は休暇をもらって里帰りしていたんでしょう。こういう層がアジアではまだ圧倒的多数を占めている。この人たちの生活レベルを向上させない限り、新興国の真の発展はあり得ないね。』とつぶやきました。彼はインドネシアに10年近く赴任していた経験があり、この手の話の知見はとても広い方です。

現在、世界の余ったお金は、もっともっと儲けようと新興国に集まって、経済を発展させ、一部の金持ちを生み出していることは事実です。ただ、地球規模でみた時に、先進国の余ったお金はもっと本来必要なところに流れて欲しいですね。

私自身がやっていることと言ったら、年に数回ユニセフに寄付しているくらいかなぁ。世界の貧しい子供たちになんかできることと思い、10年以上前から続けています。

長いコメントですみません。

投稿: まるこ | 2008/10/31 00:35

毎度でーす♪

今日はワールドフォーラムという講演に行っていました。
現在のアメリカ軍事状況と政府がしている準備って何のためなんだろう、世界で何が進行しているんだろう…と思うような内容でした。

日本って、平和なニュースばっかりですね。
身近な事件の報道が必要ないとは言いませんが、世界で何が起きていて、日本は何をすべきかを考えるプログラムが、本当にナイ。

私は金融世界から入りましたが、一旦世界に目を向けると、いかに日本が平和で、目の前の社会貢献に自己満足している国民かと思います。

しかし、典子さんはじめ、こうして、ひとりひとりが、目を向けていくこと、知っていくことが大切なのだと思います。

全然関係ないですが、彼の会社からは、社員向けに鳥インフルエンザへの対処が告知されました。
防護、備蓄など結構細かく指導されています。
恐ろしいですね。大手の会社でそんな告知がされているということを、大きく受け止めたいと思ったlavaなのでした。。。

投稿: lava大島 | 2008/11/01 02:12

★まるこさん

まるこさんは実際に肌でいろいろなことを感じていらっしゃることと思います。ドバイにもアジアから働きにいく人がたくさんいるんですね。でも、頑張って働いたからといって豊かになれるわけじゃないというのが問題だと思います。お金のある国(人々)はよりrichになることばかり考えていて大切なことを忘れてしまっているように思います。Co2の課題のために関連サイトを調べて、改めて地球環境における問題も認識しています。
ひとりひとりが小さなことでもよいからやっていきたいですよね。

★lava大島さん

アメリカも問題ですよね。9.11以降というかブッシュ政権になってから(もしかしたらその選挙も?)全くおかしくなっちゃって・・・。そして金融危機。人間の心というのはどこに行っちゃったのかと思うようなことばかり。それに追随してたくさんのお金を提供している日本も・・・・・と不安いっぱいです。今回の大統領選は大きな意味を持ちますよね。

パンデミック対策も「自分には起こらない」と思わずに考えておく必要がありますねえ。大きな企業に属している人はその指示に従えばいいですが、それ以外の人は自己判断するしかないですね。

本当に問題山積。でも、だからやれない、ではなくて、やれることをやっていこうと思わないと何も変わらないと考えます。

投稿: ちょこじぇらーと! | 2008/11/01 09:54

この映画も観ようと思ってなかなか機会がないので、ノベルスをまずは買おうかな。

私もフォスターのスポンサーしてます。
ギフトは送ったのですが、何を入れようか考えるのは楽しいですね

投稿: アミーゴ | 2008/11/08 07:56

★アミーゴさん

原作ではもっとたくさんのことが描かれているようです。
私も読んでみたいと思っています。
映画って「エイッ!」って時間作らないと観られないんですよね。

アミーゴさんもペアレンツなんですね。
ギフト、選ぶのも楽しいんですよね。

投稿: ちょこじぇらーと! | 2008/11/08 09:49

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