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2010/08/04

お母さんを救うもの

大阪で2人の幼い子どもが亡くなった事件、あの子達がどんなに苦しい思いをしたかと考えると本当に辛い。

経緯はどうだったのかはわからないが、

母親が育児放棄したことだけは確か。

このことはちょくちょく友人その他とも話題になるのだが、子育て経験のある女性はいきなりは非難しない。
小さな子を育てるのがどれだけ大変か、身を持って知っているからだろう。

確かに、私もある時期妹の子育てをサポートしたことがあったが、そのたびにぐったり疲れ切った。
姪は大らかな子で、昼寝もよくするし、ご機嫌もよい。夜泣きもほとんどなかったらしいし、トイレトレーニングも非常にスムーズ。

つまり随分楽ちんな子だったわけだが、それでも、手伝うとぐったり。

特に1歳過ぎて歩けるようになってからは妹と共にため息をつく場面もしばしば。
外出先ではハーネスをつけておきたいと短時間でも思うくらいだった。

ある女性コメンテーターが「30代になってから母親になったが、それでも子どもを生ゴミに出したいと思ったときもある」と言っていたが、確かにそうだろうなと。

やはりTVで「母親自身の問題」「母親の周囲(家族等)の問題」「行政の問題」と3つに分けて考えなければと言っていたが、その通りだと思う。

子育てのストレスは相当のものだが、それを母などは「昔は文句を言わずにやったものよ」と言う。

確かにそうだ。昔の人は家事だけでもかなり大変なのに、子どもを何人も育てていた。
現代に比べて母親の大人度もかなり高かったのではないかと思う。

ただし、周囲は?というと、かなりサポートがあったはず。

私自身が育った記憶を辿ると、
私は非常に神経質な子で、未熟児で生まれた妹もいた上に、母も身体が弱くいつもキリキリしていた。

しかし、近所の「先輩」達がしょっちゅう気に掛けてくれてアドバイスをしてくれていたようだし、
当時お手伝いのおばちゃんが週に何回か通ってくれていたのだがそのおばちゃんにもよくアドバイスを貰っていたようだ。

実家は遠かったが、母親(祖母)と妹2人(叔母)が時々手伝いに来てくれていた。

要するに、母は大変だったが「孤独」ではなかったと思う。
私も母以外のおばちゃん達の顔を何人か思い出すので、恐らくみんなが面倒をみてくれていたのだろう。

今回のお母さん自身の母親としての成長が不足していたのは確実。
しかし、もし昔のようなサポートがあったなら、こんな事件は起きていなかったのではないだろうか。

虐待とまでは言わないけれど、ヒステリックに子どもを叱りつけたり、時には叩いたりしているお母さんを目にすることがある。
「えー、ひどい!」と思うのだが、精神的にいっぱいいっぱいなのがお母さんの顔に表れている。

そういうお母さん達の支援、お役に立てないだろうか・・・・・・。

こういう事件はもうたくさん。

 

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人間関係」カテゴリの記事

コメント

おっしゃるとおりですね。

ちなみに最近、1~3歳児用の「ハーネス」、見かけます。
背に腹は替えられず、ですかね。

私も子どもたちが、あまりにやんちゃだったら付けさせたでしょうね(笑)
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Forest/9801/PIC_0034.jpg

投稿: mitani3 | 2010/08/05 07:40

離婚した父親がテレビ局の取材に電話で答え「ちゃんと育てていると思っていたのに」なんてコメントしているのを聞きくと、「よく恥ずかしげもなくシャーシャーと」と嫌悪感を抱きました。

幼児をワンルームに監禁して放置するのは言語道断ですが、母親だけに育児責任を押し付け、周囲の協力も得られなかった若い未熟な母親が一人で背負い切れなかったのだろうと想像すると、一方的に母親を責めるのは・・・と思ってしまいます。

それに役所の対応のいい加減さ。

幼児が閉じ込められていたマンションの一室を5回も訪問し、その度に「不在で会えなかった」と、のこのこと帰って来てしまったため、発見された時既に二人は亡くなっていたのです。私はこれを聞いて、「やっぱり、役所メンタリティだなぁ」と思いました。虐待や育児放棄(ネグレクト)が疑われる家庭を訪問して、子供を救済する目的で訪問しているはずなのに、目的なんて考えず、「決められた手続きを取りました」というだけで済んでしまうのは、役所メンタリティなんでしょう・・・。

投稿: okadamomo | 2010/08/05 09:37

この事件、つい自分の子ども達が同じ年頃だったときのことを思い出してしまいました。
確かに大変だった。
ましてや、自分が全てを担わなくてはならなかったとしたら・・・。

でも、亡くなったお子さんたちの写真を見ると同じ歳だった頃の自分の子ども達の姿に重なって涙が出ました。

私も「子育てママの力になることをしたい」と考えていたりします。
なので、ちょこさんのこの記事には大変リスペクト!しました。
何とか出来ることはないものなんでしょうかねぇ・・・。

投稿: ごま | 2010/08/05 11:24

★mitani3さん

ハーネス、あるんですね!
リスク回避のためには仕方無いですよね。
尊厳は失わなわせないと思いますし。

★okadamomoさん

身内の方とも距離感あるようですよね。
役所も役所なんですよ、確かに。
「決められたことしかやらない」という仕事の仕方なんですよね。
人間に関わる仕事なのだからそれじゃあ困るんですが。
職員の方もやり甲斐感じないだろうなあと思います。

★ごまさん

ありがとうございます。
今子育てしていらっしゃるごまさんに共感して頂けるなんて嬉しいです。
小さなことから何かできないでしょうか?

投稿: ちょこじぇらーと! | 2010/08/07 11:41

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